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2011年08月

06日

Underground

男は、白いスウェットパンツに、白いシャツ、ベージュのニット帽をかぶり、薄いグリーンのスニーカーのかかとを潰して履いていた。ザッ、、。ザッ、、。ザッ、、。ザッ、、。誰もいない地下の駐車場。400台収容、とあるが、止まっている車は、1、、2、3、、4台。外から数度、大きなブザー音が聞こえた。遠くかすかには、若者がはしゃぐ声。男は、手ぶらで、両腕をぶらんとさせ、足を外側に開き、ゆっくり、ゆっくり、大股で歩いた。どこにも力を入れずに、なにをもなぎ倒しそうに歩いた。眉間に皺を寄せ、何度もため息をついた。右ポケットから携帯電話を出してスクロールし、すぐに戻してまたため息をついた。男は、前も上も下も見ていなかった。ザッ、、。ザッ、、。ザッ、、。ザッ、、。月がものすごい早さで左に移動した。

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